今日はある3月決算のお客様のところに利益状況の報告に行きました。この会社は上半期(4月から9月)の損益に対し、下半期(10月から3月)の利益が急増する傾向にあります。
今の決算期は、単に設立の時期が近く多くの会社が3月決算ということでその他特に理由もなく決定されたそうです。
この際、節税を中心に考えるのであれば、業績の低い9月迄の損益で区切った9月決算とし(10-3月の高い利益に対する税金の支払いは11月頃まで延期できるので・・)、ファイナンス(借入、第三者に対する増資、株式公開)を考えるのであれば、業績が高水準にある3月決算とするといった考え方になります。
その他の重要な考慮要素としては、親会社等のグループ会社がある場合においては、管理上、全グループ会社の決算期は揃え、グループ会社を連結(又は単純合算でも・・)してグループ全体の状況を把握できるようにするべきでしょう(個人的にはこれが一番重要だと思います)。ちなみに過度な節税を考えてわざと決算月をずらすといった考えの方もいるようですが・・・これは正しい考え方ではないでしょう・・。
いずれにせよ、決算月はなんとなく決めるものではありませんので、会社の決算月は正しいか一度ちゃんと考えてみてくださいね。
by 山沢
今の決算期は、単に設立の時期が近く多くの会社が3月決算ということでその他特に理由もなく決定されたそうです。
この際、節税を中心に考えるのであれば、業績の低い9月迄の損益で区切った9月決算とし(10-3月の高い利益に対する税金の支払いは11月頃まで延期できるので・・)、ファイナンス(借入、第三者に対する増資、株式公開)を考えるのであれば、業績が高水準にある3月決算とするといった考え方になります。
その他の重要な考慮要素としては、親会社等のグループ会社がある場合においては、管理上、全グループ会社の決算期は揃え、グループ会社を連結(又は単純合算でも・・)してグループ全体の状況を把握できるようにするべきでしょう(個人的にはこれが一番重要だと思います)。ちなみに過度な節税を考えてわざと決算月をずらすといった考えの方もいるようですが・・・これは正しい考え方ではないでしょう・・。
いずれにせよ、決算月はなんとなく決めるものではありませんので、会社の決算月は正しいか一度ちゃんと考えてみてくださいね。
by 山沢